「神保町街すがた」    2018−02−22(木)

 2で続く2月22日朝から”ひぐれ”降る寒い日だった。
神保町にきてみてどうも”ひぐれ”の晴れる様子はない。
こんな時の逃げ場として考えていたのは裏町にある古
めかしい茶房のひとつである。小生をいれて同行がわずか
3人である。神保町の街すがたを狙うと時、裏町の風情も
魅力のひとつであろう。ラプラタ川沿いの古いバーの姿を
思わせて懐かしい。ちょっとエキゾチックな感じの一角があれば
描いてみたくなる。三省堂ウラの茶房「ミロング」のドアをあけたら
ホセ・パッソのオルケスタの古いレコードが鳴っていた。ベノスアイレス
を思いながら三人の画談つきることなし、といった次第。
スケッチ会担当責任者:一柳 幸